今年最後の定例会は、東京、バンコク、シンガポール、ジャカルタからオンラインとリアルのハイブリッド開催。
講師の方はシンガポールで8年のIT業務経験をお持ちの診断士の方。
人件費の上昇、人材の流動性などの課題は、単純業務のIT化、職人技に依存しない仕組み作りで対応する方針が考えられます。
参加者から、東南アジアの新興国では、特定の技術やインフラが先進国よりも速いスピードで整備、浸透するリープフロッグ現象が起こりやすいという意見もありました。
東南アジア日系企業の業務オペレーション改善のためのDX活用について事例を挙げていました。①調達部材データを活用した価格交渉、②配送ルート最適化、③各国での販売見込み報告と日本本社での集計をクラウド上で一元化、④在庫拠点のオペレーションの半自動化、⑤各国共通業務の一国への集中とRPA適用
DX活用で業務効率化できることは多いですが、一方、将来予測などITでは難しいこともあります。人がやること、ITにやってもらうことを決めて実行していくことが大事と感じました。