FP SG結成8

11月19日にSGの第3回勉強会を行いました。

テーマは「オルタナティブ投資について」、講師は日系および外資系大手金融機関でファンドマネージャーを30年務められたコンサルタントの先生、課目は金融資産運用設計。

 

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コロナの影響で今回もZoomによるオンライン形式で、メンバー8名が参加。

講演の内容としては、

・預金、債券、株式などの伝統的投資に対して、非伝統的投資をオルタナティブ投資という。

オルタナティブ投資には、コモディティ/コモディティファンド、不動産/不動産ファンド、プライベートエクイティ、インフラファンド、ヘッジファンドなどがある。

・預金はインフレに弱い。普通預金は0.001%(税引後0.0008%)の低金利で、平均的な物価上昇(0.5%/年)に追いつかない。

今日現在100万円で買えるものが1年後には100万5千円、預金した場合は利息が付いて100万8円、つまり今買わないと1年後には買えなくなる。

投資信託は多くの銘柄に投資すると、市場の値動きに近くなる。

オルタナティブ投資は株式市場との値動き特性が異なる。

ヘッジファンドは、あらゆる手段を用いて絶対リターンを狙う。

・「売りから入る」(ショートという)と下落相場で儲かる。(信用売りと返済買い)

・上昇が見込める株式を買い(ロングという)、下落予想の株式を売る(ショート)を組み合わせることでリスクヘッジする。

先物やオプションは初心者にはハードルが高く、先ずはベアーズ型投信(下落相場で利益が見込める)などから始めるのが賢明。

 

先生は外資系での経験が長く、海外で運用されているファンドにもお詳しいとのことでした。

 

次回勉強会は3月初旬の開催を予定しています。