第71回税理士試験を受験しました。
今回の受験科目は簿記論、財務諸表論、相続税法の3科目です。
試験会場は吉祥寺の成蹊大学。コロナ対策で席の間隔は広めに取っています。
簿記論は1日目の9時開始。
問1-1 見慣れない個人企業の問題。いきなりペースを崩されます。結果、正答箇所も少なく、時間をかけない方が良かったかもしれません。
問1-2 割賦販売(利息区分方)の売主と買主の双方の仕訳の問題。ここで正答を稼ぐべきでしたができず。
問2-1 固定資産の仕訳の問題。総合償却の方法は今回で覚えたので良しとします。
問2-2 連結会社の仕訳の問題。前半の基本的な部分はできたので良しとします。
問3 総合問題。ケアレスミスもあり残念。落ち着けば、もう少し得点できた感があります。
今年の問題は難易度が高く、ボーダーラインも低そうですが、まだ力不足。簿記論の各項目の理解を深めることが課題です。
財務諸表論は1日目の12時半開始。
お昼過ぎなので、途中で少し集中力が切れました。
前半の理論の問題数が多く、後半の計算問題で少し時間が足りなくなりました。
理論はある程度できましたが、計算のケアレスミスがかなり多く、残念な結果になりました。
計算ミスの予防が課題となります。
相続税法は2日目の12時から。
集中力は最後まで維持できましたが、時間のペース配分の読みが甘く、計算で時間が足りなくなりました。最後の相続税額の集計と小規模宅地の特例の箇所はほぼ白紙でした。
理論の問1は、贈与税の納税義務者と課税価格について、条文の暗記が不十分で書き切れず。
理論の問2は、持分の定めのない法人への贈与税の規定について、理解が足らず回答不十分。
計算は量が多く、配偶者居住権など新しい論点も問われ、問題としては良かったと思いますが解き切れず。
課題は、理論の理解と暗記。計算の過程の暗記とケアレスミス対策です。
コロナ禍ですが、何とか受験を終えました。課題をつぶし込み、次回のチャンスに備えます。