簿記1級試験結果

11月に受験した簿記1級試験の結果をWebで確認しました。

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結果は66点(平均点49点)で不合格。合格点の70点まで4点足りませんでした。前回が51点でしたので、大幅に伸びました。税理士試験の簿記論の勉強と並行して学習を続けた甲斐があります。

得点内訳は、

商業簿記10/25(平均点6.8)

会計学12/25(平均点11.2)

工業簿記23/25(平均点17.5)

原価計算21/25(平均点13.5)

受験者1,587名、合格者280名、合格率17.6%

受験当日に記録した試験内容は以下でしたので、商業簿記会計学が出来なかったのは予想通り。工業簿記が自己採点では満点でしたが、実際は23点でした。

会計学は、記述問題と連結会計からの株主資本変動計算書の作成問題でした。一応、解答欄を埋めましたが、正答してるかどうか不明瞭です。

商業簿記は、定番の試算表からの損益計算書作成問題でした。ただ貸借対照表の数値を答えさせる問題もあり、財務諸表の全般的な理解が必要です。売価還元法で売上原価を求める箇所が正答できず、棚卸減耗費も出せなかったのが残念です。未着品の仕訳が正しくできず、全般的に商品関連で失点しました。

原価計算は、取替投資の正味現在価値を求める問題で、比較的回答しやすい論点でした。

工業簿記は、ロット別生産でロットごとの仕掛品、製品、販売品の流れが掴めれば高得点も狙える問題でした。途中の考え方に誤りが無ければ、受入材料価格差異、損益計算書の部分も含めて得点確保できたはずです。