税理士試験②

第73回税理士試験2日目を迎えました。

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3、相続税法

正午から午後2時まで受験。午前中に一通り大原の模試と要点チェックノート、理論問題集を振り返りました。

 

第一問

問1

小規模宅地等の特例の問題。3つの宅地が特例対象宅地等に該当するかどうかの判別問題。判別については何とか書けましたが、条文は暗記しておらず、根拠の弱い回答になりました。

問2

一般社団法人に対する贈与に関する贈与税相続税の問題。良く分からず、とにかく思い付いた内容をそれらしく書きましたが、条文は書けず、同様に論拠の無い回答になりました。

第二問

計算問題は定番の相続税の課税価格と相続税額の計算。相続人の判定で、妻と相続放棄した母のみ対象と判断しましたが、合っているかは分かりません。民法上は、相続放棄した母を対象外として兄弟姉妹が対象になるかと考えました。最初の宅地の計算がかなり難しく、おそらく地積が大きな宅地の調整を見落としました。非上場株式の問題は、利益の金額が0になり、正しいのか分からないまま進みました。理論問題で条文を書けず時間を使わなかったこともあり、かえって計算問題にしっかり取り組めました。小規模宅地等の特例、相続税額、税額控除まで時間内に埋め切れたのは、過去の受験、模試を通しても初めてでした。配偶者居住権、暦年贈与と相続時精算課税の改定が問われなかったのは少々意外でした。

現時点の実力は出し切れたと思います。人事を尽くして天命を待つ気持ちです。