簿記1級試験

第162回簿記1級試験を受験しました。

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商業簿記は、定番の試算表と決算整理からの貸借対照表作成問題。受取手形の割引の保証債務、商品の返金権、車両の下取りの購入証券などの扱いに手間取りました。当期純利益を求める際に、手形売却損や減損損失の差引を考慮していませんでした。難易度中。

会計学は、択一式、記述式含めて、分かるようで分からない問題が多く、定番の連結会計も予想通り出題されたのですが、正答に辿り着いたかは微妙です。難易度中。

工業簿記は、補助部門の予算配賦と活動基準原価計算の問題。問題の理解が正しければ満点の可能性もありますが、蓋を開けてみるまで分からないのが、簿記1級試験です。難易度低。

原価計算は、記述式が多く、機会原価の問題は題意を正しく読み取れていれば高得点の可能性もあります。難易度低。

総じて例年に比べて平易な印象でしたが、期待通りに得点できているかは分からず、科目によっては足切りの可能性もあり、各予備校の模範解答発表と自己採点を待ちます。