「国際ビジネスセンター・ハイエンド市場としての香港大学価値を再評価する」と題するシンポジウムに参加しました。
パネルディスカッションでは、商船三井の池田潤一郎会長、住友商事の南部智一副会長、ローチ製薬の山田邦雄会長が一堂に会しました。
香港における日系企業数はほぼ横ばい
来料加工の貿易拠点から市場としての香港へ
空港貨物取扱量では香港が世界1位
香港からの訪日客は今年すでに217万人で35人に1人が訪日、対して日本から香港への観光客は350人に1人
商船三井・池田会長より
保有船舶900隻 世界1、2を争う
香港にはONEのアジア拠点も置いている
FSRUによるLNG貯蔵・供給事業
クルーズ客船「日本丸」によるインバウンド事業
香港は世界10位のコンテナ拠点
深センに巨大なコンテナターミナルがあるが、香港の通関はユーザーフレンドリー
香港は物流業のステータスが高い
住友商事・南部副会長より
グループ従業員8万人
1955〜香港事業
各分野のプロが多く、人材力が高い
ビジネスインフラが整備されている
データの取り扱いはルールの変化に注視が必要
日本の人材コストは相対的に低い
ロート製薬・山田会長より
目薬のイメージが強いが、スキンケア商品が半分以上占める
香港スタッフで全中国ビジネスを担当
日本人スタッフは中華圏全体で3人
ビジネスのスピードが早い
科学技術の進展が早い
人材、賃料などコストが高い
同じスキンケア商品でも日本700円に対して海外2,000円と付加価値が高い
香港人材の日本での活躍が期待される
ネットワーキング・レセプションもあり、立食ビュッフェを味わいながら、参加者同士の交流も楽しめました。