岸博幸氏講演

 

「日本経済の展望と資産運用」と題して慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏のお話を伺いました。

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結論として、かなり真面目に資産運用をしないとダメ

日本経済の展望は苦しい

生産性は上がっていない

将来の社会保険と税負担は大きくなる

政府予算114兆円だが、20年前は82兆円で1.4倍になっている

「財源確保のための徴税は必要ではない」、「財政赤字で国は破綻しない」、「インフレにならない限り国債はいくら発行しても問題はない」とするMMT理論は正しくないのだが、日本はバラマキ政治を続けている

将来的に消費税15%にしないと回らない

高いリターンを狙わずリスクの最小化を目指す

年間5%くらいのリターンで良い

長期分散投資が肝要

金融投資は、株式投資はリスクが高いので債券も組み込むのが良い

日本は人口減だが、都市部の不動産はチャンスがある

将来的に海外からの移民、企業進出が期待できる

海外からの投資家の日本不動産投資が期待できる

以下の条件を満たせば、東京にヘッドクォーターを置く海外企業が増えると思われる

1、日本が税金が安くなる

2、企業設立が容易になる

3、子女を通わせる良い学校がある

日本の将来を見据えて、適切な投資をしていくことが大事と感じました。