第165回簿記1級試験を受験しました。
前半の商業簿記・会計学ですが、今回は取っ付きやすそうな会計学から解きました。
会計学は、記述問題と連結会計からの株主資本変動計算書の作成問題でした。一応、解答欄を埋めましたが、正答してるかどうか不明瞭です。
商業簿記は、定番の試算表からの損益計算書作成問題でした。ただ貸借対照表の数値を答えさせる問題もあり、財務諸表の全般的な理解が必要です。売価還元法で売上原価を求める箇所が正答できず、棚卸減耗費も出せなかったのが残念です。未着品の仕訳が正しくできず、全般的に商品関連で失点しました。
後半の工業簿記・原価計算ですが、取り組みやすい原価計算から解きました。
原価計算は、取替投資の正味現在価値を求める問題で、比較的回答しやすい論点でした。
工業簿記は、ロット別生産でロットごとの仕掛品、製品、販売品の流れが掴めれば高得点も狙える問題でした。途中の考え方に誤りが無ければ、受入材料価格差異、損益計算書の部分も含めて得点確保できたはずです。
全般的に、計算が複雑な商業簿記、工業簿記を後回しにして、取り組みやすい会計学、原価計算を先に処理したため、前半、後半の各回で最後の方がグダグダにならず対応できました。後半は残り10分で完答し、途中退室しました。
予備校の模範解答を元に自己採点します。